野辺広大選手(1-siam gym)

RISE118/後楽園ホール
メインイベント 第10試合
-60kg契約 3分3R延長1R

野辺広大(1-siam gym)
RISEスーパーフェザー級王者

延長 判定2-0
※10-9、10-10、10-9

●琢磨(東京町田金子ジム)
NJKFスーパーフェザー級王者

7月17日後楽園ホールにて行われたRISE118のメインイベントに出場した野辺広大選手を撮影させて頂きました。3月の大会でチャンヒョン・リー選手との試合でまさかのKO負けを喫した野辺選手。その復帰戦となる今大会。バックヤードでの姿は心なしか、いつもより緊張している様に見えました。試合が近づくにつれて、体を動かし始める野辺選手。アップで行われるシャドーやミットはいつも関心していまうほど芸術的な動きで、準備は万端の様に見えました。セミファイナルでは次期挑戦者決定戦が行われており、結果は前回の対戦相手チャンヒョン・リー選手のKO勝ちとなりました。その興奮が冷めやらぬまま、会場に流れるメインイベントの映像。その中で野辺選手は「このままでは終われない」そう強い決意を語っていたのでした。

1Rはパンチ中心に組み立てる琢磨選手とローとボディを中心に攻める野辺選手。2Rに入ると前進を強めてくる琢磨選手に対し、ハイキックで対抗し、これまた一進一退の攻防に。3Rに入るとお互い手数を増え、野辺選手はハイを積極的に繰り出すも、なかなかヒットせず両者決定的な差を見せることができず、試合は延長へ。最後は両者スタミナを振り絞って前へ。延長にきて野辺選手がローや膝がまとめて押し込む場面が増え、最後は判定2-0で野辺選手が厳しい接戦を制しました。

試合が終わっても全く笑顔のない野辺選手。自分の動きに全く納得が行っていない様でした。次はチャンヒョン・リー選手との防衛戦となり、勢いに乗る厳しい相手とのリベンジマッチとなります。ただ今までもこうして厳しいと思われる戦いに勝利してきた野辺選手の姿を見ています。必ず次の試合までに進化した姿を見せてくれると信じています!

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